2005/10/16
ナレーター:久しぶりに“おんがくだんぎ”をやってみます。とはいうものの、ネタの限界が近づきつつある今日この頃。苦し紛れの内容です。
オススメのアタッチメント
・ホットチューブ(エレクトロハーモニクス):真空管を使ったオーバードライブ&サスティナー。どちらかというとディストーションに近い効果のエフェクターである。グヤトーンから類似品が出ていたがそれとはケタちがいのパワーを持つ。パワーブースターとしての使用も可能。トランジスタでは再現できない真空管ならではのドライブ感、そして70年代後期から80年代にかけての主流的なサウンドであったことも魅力である。ただ、値段が異常に高いのと、国産に比べてノイズが多いことがデメリットである。
・トーンブースター(ヤマハ製・製造完了):ドライブ系エフェクターを使用した時に起こる音ヤセを解消できるもの。パラメトリック・イコライザーと似ているが、こちらの方はあくまでも補正というよりブーストさせるのが目的なので強力である。そのため、小型アンプでも大型並みのパワー感が再現できる。ただ、現在は入手困難である。
・ロッカーディストーション(ボス製・製造完了):ペダル式のディストーションで、掛かり具合をペダルで操作する。ディストーション・サーキットが少々オソマツなので歪みは荒いが、パワーブースターとして使用する分には重宝する。メインのディストーション系のエフェクターの前に接続するといい。バッキングとソロプレイのディストーションのタイプを変えたくないときや音ヤセしやすいパワーディストーション系のエフェクターを使うとき便利である。ブースト機能付ボリュームペダルでは音ヤセは防げない。ただ、現在入手困難である。
・トーキングモジュレーター:ペダルやオートワウとちがって口を使ってワウ効果を得るエフェクター。本体から出たチューブを口にくわえて喋るように口を動かすことによって効果をつくりだす。声などのギミックをつくるときペダルやオートではできない効果を生み出すことができる。デメリットとしてはステージで使用する際、マイクスタンドなどが必要であるのと、意外に顔の筋肉が疲れることである。
・エレクトリック・ボウ:電磁誘導を利用して強制的に弦振動を作り出すアタッチメント。サスティナー(名前には自信がない)と呼ばれるギターに直接セットするものもあるが、こちらのほうが元祖である。ピッキングやフィンガリングのアタックが消せるため、シンセのような音をだすことができるようになるのと、擬似フィードバック奏法ができることがメリットである。デメリットとしては弦移動が難しい。その点ではサスティナーに分がありそうだが、サスティナーは全弦が常に振動させられるため、ミュートを意識しなくてはならないが、こちらでは1本の弦にしか影響がないので、ミュートをあまり意識しなくてもよい。現在でも入手可能である。
ナレーター:今回はこのあたりにしておきましょう。まだまだ面白いアタッチメントが存在すると思います。今日はコメント可にしておきますので、面白い又はオススメのものがありましたら、書き込んでみてください。
注意:コメントはできません。
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