2005/4/10

「今日は真面目なおんがくだんぎ」 

ナレーター:今日は日曜日です。私の担当の日なのですが、某所でKが書き込んでいるおんがくだんぎをここでもやろうと思います。それではK様、よろしくお願いします。
K:あたしの休日ぅぅぅ〜。・・・、あたしを引っ張り出すからには、生半可な内容じゃなくなるから覚悟しなさいよ。
 おんがくだんぎ
セクション1〜アンサンブル
アンサンブルと簡単に言っても、様々な注意点がある。
 基本編
メンバー各々、全てのパートを知る。つまり曲において自分の受け持ちパートだけでなく、他のパートも知っておく。例えばギタリストならばヴォーカルやキーボードは勿論のことベースやドラムについても演奏内容を把握する。その上で自分のパートに対するアプローチの仕方を考える。
 初級編
他のメンバーのクセをつかむ。それによって、リズムの揺らぎやミス等を予測することができる。
 中級編
ダイナミクスに気をつける。イントロ〜メロ〜サビ〜ソロ〜エンディングといった感じで曲が構成されている場合、音圧的にどこにヤマをもってくるか全員で話し合いする。一本調子にならないためにも重要。
 上級編
休符を意識する。複雑な連弾や連打の応酬よりも、ひとつの休符のほうが効果絶大。練習法としてはスタッカート(音を短く切る)を意識する。但し、曲のビートに合わせた音の長さにしなければ無意味。休符の捉え方がバンドのオリジナリティーを生み出す。(他のバンドはマネ出来ない)
セクション2〜個別パート
 ヴォーカル基本編
音感を養う。ベースのみでメロディーが歌えるようにする。オブリなどはメロディーの流れの中でごく自然に生まれてくるアドリブの一種であるが、実際にコード楽器がはいってくるとどれかの楽器音にアタってしまい違和感が生じる場合がある。そのため、もとのラインに戻れなくなり自爆してしまう危険性がある。そうなる前にベースを聞くことによって戻ってこれるようになる。
 ヴォーカル中級編
ルート音のみで三度や五度の音をとれるようにする。メロディーに対してより幅の広いフレーズが表現できるようになる。
 ヴォーカル上級編
ブルーノートなどのスケールに対しての知識をもつ。テンション感覚を持った面白いフレーズができる。
 番外編〜ブルーノートのコツ
ブルーノートはフラット三度やフラット五度などが一般的だが、その音を確実にとったとしてもあまり効果がない。効果的に聞かせるにはちょっとしたコツがある。そのコツとは、基本の音に対して上につくか下につくかによって半音階の度合いを変えることである。まず基本の音にたいして上につく場合、少し低めにとる。逆に基本の音にたいして下につく場合、少し高めにとる。但しこれには普通に声を出す以上に力を使う。
ナレーター:残念ながらお時間がきてしまいました。この続きは来週にでも。それでは〜。
K:・・・えっ。もう終わり?・・・この場合あたしの立場は・・・?



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